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2010年08月 アーカイブ

政界のこととか・・・その3

米側、少なくとも関係議員とスタッフは同問題への日本政府の対応に感情的にも反発することになりました。

一方、日本側は、政府当局者も含め、トリプレット氏がこの一件を針小棒大に伝え、議会の反発をいたずらにかき立てたと見ました。

そして、トリプレット氏こそ、関西新空港・公共事業摩擦の火付け役であり、問題をこじらせた張本人と批判するのでした。

トリプレット氏の言い分はこうです。

「はっきり覚えているが、一九入六年三月十五日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に載った関西新空港に関する記事を見たマコウスキー議員が、私に実態を調査するよう指示したのがきっけで私はこの問題にかかわることになった。彼は私が所属する外交委員会の主要なメンバーであり、彼の指示に基づいて調査、報告し、訪日するのはまさに私の仕事だ。私がこの問題のクリエーター(創造者)と言われるいわれはない」。

シュワブ女史が典型的な議会スタッフとすれば、トリプレット氏がかなり異質な存在であるのは事実です。

LAの仲間内でも同氏は「大変ユニーク」と見られている。議会スタッフとしてのトリプレット氏の個性は東芝機械事件でいかんなく発揮されました。

第一にトリプレット氏が日本に強い関心と浅からぬ関係を持っている点である。

政界のこととか・・・その4

同氏と日本との結び付きは、「九七四年一月、ワシントンのウィリアム・タナカ弁護士事務所に就職したときに始まります。

トリプレット氏はメリーランド大学でロー・ディグリー(法律学修士号)を得ており、タナカ事務所では日米通商問題を担当しました。

特に、東芝のカラーテレビ・ダンピング問題を手掛けたのは奇しき縁と言えます。

タナカ事務所に就職が決まる前、デビット・フーリハン弁護士がトリプレット氏を雇おうとしました。

フーリハン氏は当時は自ら弁護士事務所を経営していたが、現在は大手弁護士事務所のマジ・ローズに席を置いています。

そして、マジ・ローズこそ東芝本社が東芝機械事件でロビー活動を依頼した先であり、そのロビー活動を取り仕切ったのがほかならぬフーリハン氏です。

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